2013年9月18日水曜日

LCCMをサポートする杜の家 / House for 100 trees

<富士北山の木>による天然乾燥無垢材をつかった構造材によるフレームを「杜の家」と名づけています。
パッシブデザインには、開放的な間取りや大きな窓が必要です。

環境や健康に良い国産の木でパッシブデザインを造るときに、それであっても強固なフレームであることは家の性能として必要です。
杜の家のフレームは、耐震等級3が簡単に作れるフレームです。

LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)デザインとは、炭酸ガスを減らし地球環境に寄与するデザインのことです。
パッシブデザインにさらに、環境要因もプラスした言葉です。

国産木を使うことは日本の山を整備することにつながります。
日本の山の4割が人工林です。人工林は人間が手を入れてやらなければ荒れてしまいます。
今、日本の山が荒れてきてしまい様々な問題がおきています。

House for 100 trees

日本の山の木は伐採期を迎えています。この木を産業として使って新たな木を植林することが必要になっています。

あらたな苗木は成長するときに多量の炭酸ガスを吸収します。(成長した木はそれほど吸収しません)
1軒あたり100本の柱を使うとし、100本の苗木を植えるとしたら、炭酸ガス吸収量はその家庭の排出するすべての二酸化炭素の25%を何十年にもわたって吸収してくれます。
木を伐採して植林をするという林業はとても環境に大事なのです。

さらに強固なフレームで永く家を使うことは炭酸ガスの固定化に役立つのです。
「杜の家」はそれをサポートするフレームです。


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